『神曲奏界ポリフォニカ ジェラス・クリムゾン』
『私に触れるな───バケモノ』
ミゼルドリッドの袖が触れた瞬間放たれたその言葉は、その場にいた全員を凍り付かせた。
クガノ・リュネア。トルバス神曲学院の生徒でありながら、精霊嫌いを公言する孤独な女生徒。
特別講師としてかり出されたフォロンは、彼女に自分と通じる影を見る。
そんな彼らにつきまとう、血の様に赤い鬣を持つ馬型の精霊。そして街でささやかれる奏始曲の噂。
この三つが結びついたとき、コーティカルテとフォロンは過去の因縁と隠された企みに遭遇する!
クリムゾンシリーズ待望の第6巻!
前回ポリフォニカ読んだのいつだっけと思ったら4月に読んだレオンさん以来なんと8か月も読んでなかったことが判明。
道理で色々なコトを忘れかけているハズですよ…で、ミゼルドリッドってどこに出て来たキャラ? キネティック…?
結構分厚い本だというのに内容的にはまだ全然序章というところがさすが榊氏と言うべきか、まあ榊氏の文章でなければ個人的には読まないような展開の遅さではありました…。
やたらトゲトゲしいリュネアの言動には辟易させられるし、フォロンの優柔不断さ加減も相変わらずです。
ポリ赤読んでるのってキャラが好きだからじゃなくて文章が好きだから、だから仕方ないんだけど…それにしてもくたびれたよ…。
途中ミノティーが出て来たのは、嬉しかったけれど!(牛!)
後編にあたる『エイディング・クリムゾン』はこれよりもさらにボリューム十分な様子。
コーティが大暴れしてくれるといいなぁ。なんだかんだ言って読むのは楽しみです。
Recent Comments