電撃文庫

2011.12.12

『神のまにまに!』3冊まとめて。

【送料無料】神のまにまに!

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価格:578円(税込、送料別)

【送料無料】神のまにまに!(2)

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価格:620円(税込、送料別)

【送料無料】神のまにまに!(3)

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価格:662円(税込、送料別)

 未完ながら続刊が出る予定もなさそうなので一気読みしました。
 3巻目がかなり気を持たせる終わり方になっているのに……。
 一番肝心な設定が明かされていないのでだいぶ消化不良です……。

 1巻目は冷静に考えるとひどい気がする。やり口が。
 刊行直後に1巻読んでたら続きは買ってなかったかもしれません……。
 でも2巻目は面白かったです。
 トータルで考えるとまあまあ、という評価の3冊でした。

 アマテラスは性格悪過ぎ。
 強い女性は好きですが、アマテラスは好きじゃないですね。

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2011.11.16

『キノの旅XV -the Beautiful World-』

キノの旅(15)

キノの旅(15)
著者:時雨沢恵一
価格:599円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る

 年に一度のお楽しみ、『キノの旅』も15巻です。
 一身上の都合により「買うだけ買って読んでなかった本をまとめ読みしようキャンペーン」実施中でリストアップした作品を順次読んでいってる最中でも即読みせずにはいられません。
 今巻も安定の面白さでとても良かったです。

 『フォトの日々』のフォトとソウのやりとりがとても好きなのですが、国に落ち着いて暮らし始めてしまったということはもう登場しないのかな……再登場期待してただけにあっと言う間に定住してしまったのが少々不満ではありますが、フォトは旅人というわけじゃないし仕方ないよね……。

 『ケダモノの国』『犯人のいる国』と、淡々としている中にも登場人物の強さやしたたかさがよくわかる話を続けて読めて大満足です。
 次の巻も楽しみに待ちたいと思います!

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2011.09.09

『レンタル・フルムーン2 第二訓 良い関係は良い距離感から』『レンタル・フルムーン3 第三訓 星に願ってはいけません』

 1巻目だけ読んでとっておいたのですがどうやら4巻以降は出そうにないみたいなので2冊まとめて読みました。

 個人的にはすごく好きで面白いシリーズなのでもっと続いて欲しかった……。

 ツクモもクルンもとってもかわいいし新太は適度に男らしいし、主人公達を取り巻くキャラのユルさと残念さとがちょうど良くてほんとに大好きです。サイード様! 獣王様!
 挿絵もかわいらしくてとてもとても良かったのに……。

 一応完全に未完という感じではなく3冊で綺麗にまとまったお話にはなっているので、興味を持たれた方にはオススメしたいです。
 満月ツクモというキャラが傍若無人に見えて実に魅力的なんだー。

 しかし、去年の6月に3巻が出たきり続きが出てなくて作者さんが同じレーベルで別のシリーズを始めてるということは、これはもう今後出ないと思っといた方がいいんですよね……。
 電撃文庫に限らずライトノベルで私が好きだと思った作品ってちゃんとした完結(作者さんがあとがきとかで書きたかったことは全部終わりました、これで完結です! 的なアナウンスをちゃんとする)前に刊行が止まったりそもそも1冊しか出なかったりってパターンがものすごく多い気がする……。
 私が時代に合ってないのかしら……orz

 『レンタル・フルムーン』が面白かったので同じ作者さんの『可愛くなんかないからねっ!』は購入しておきました。
 『under 異界ノスタルジア』2冊も興味はあるのでそのうち買うと思いますが……大分雰囲気違うみたいだからなあ。うーん。

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2011.08.25

『アンチリテラルの数秘術師』『アンチリテラルの数秘術師2』

【送料無料】アンチリテラルの数秘術師

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価格:599円(税込、送料別)

 2冊一気に読みました。
 あらすじを読んで自分が期待してた内容とかなり違う雰囲気だったので、続刊を買うか否かを早急に見極める必要に駆られたため……。

 雪名の強さがよくわかんないし(数を書き換えられるとか言ってたわりには全然書き換えてないような…)途中に意味不明なお色気シーンが入るのも苦手な感じ(何あのコオロギのシーン?)。
 2巻に出て来た明津くんは若干好みでしたがそれ以外のキャラがパッとしないので個人的意見として3巻以降は見送り……かな……設定は好きなのでもしかしたら読むかもしれないけど……うーん……。

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『ブラック・ブレット 神を目指した者たち』

【送料無料】ブラック・ブレット

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価格:662円(税込、送料別)

 購入予定にはなかったのですがイラストやあらすじ等を見て衝動買いした一冊。

 帯にある通り確かにスピーディでスリリングなヒロイック・アクションでした。
 特に終盤の戦闘シーンは映画並みの速さで展開されるので一瞬何が起きたのか見失い、思わず読み返したぐらいです。

 しかし、続刊を買うかはあらすじを読んでからという感じでしょうかねえ。
 だって、口絵で見てこのキャラがいいなーと思ったのが出番回数的にすごい脇役だったりわりとあっさり目に死んだりしたんだもん……。

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2011.08.02

『学園キノ5』

【送料無料】学園キノ(5)

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価格:578円(税込、送料別)

 なんという野球小説!
 ふざけた内容なのにさすがの安定感でさらさらっといただけてしまうのが『学園キノ』のよいところ。
 今巻も木乃が食べる料理はどれもこれも美味しそうでした。もうフードファイトの回を書いてほしいぐらいです。

 野球がメインの話なので三人が変身してからの場面が若干少なめだったのが個人的に少々残念ですが(変身してからも野球?はしてましたが)じわじわとサモエド仮面が本当にかっこ良く見えて来たのでもうどうしようか?

「木乃っ! いいから変身! 今すぐ! なう!」

 そしてエルメスはかわいいw

 続きも楽しみに読みたいと思いますー。

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2011.03.04

『レンタル・フルムーン 第一訓 恋愛は読みものです』

 登場人物達の色々な『残念』っぷりが非常によろしかったですね!
 まさにオーソドックスって感じの展開でとても読みやすかったです。個人的には「これぞまさにライトノベル」と言いたくなるような王道っぷりのストーリー。
 イラストもかわいくて好きです。
 続きが2冊出てるようなので(それも買ってあるので)楽しみに読みたいと思います。

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2009.10.02

『有川夕菜の抵抗値』

 時田唯 電撃文庫

「私は貴様らのような連中が大嫌いだ!」
 挨拶の第一声からクラスをドンびかせた転校生・夕菜には秘密があった。彼女は感情が高ぶると身体から電気を発してしまう特殊体質だったのだ。
 その体質故、過去に大切な人をケガさせていた彼女は、誰も自分に近づかぬよう虚勢を張り続ける。だが、なぜかこの高校には夕菜にちょっかいを出してくる変人ばかり。特に生徒会長の末長は、しつこく夕菜に言い寄るが……。
 孤独な転校生の少女とちょっと壊れた高校生たちが織りなす、笑って泣けて元気が出る癒しのストーリーを、ドタバタコメディ風味でお届けします!

 設定とあらすじにひかれるものを感じて、これは絶対私の好きな感じの話だと思い読んでみたのですが……申し訳ない、私には合いませんでした……。
 途中からどうにも読むのがしんどくなってきちゃって別の本に走り始めて、文庫本一冊なのに十日ぐらい時間をかけてしまった。

 主人公の夕菜を筆頭に出て来るキャラみんなが盛大に空回りしてる。そうでなければ存在感が希薄、いてもいなくても変わらないとしか思えない。
 夕菜を茜の代用品みたいに考える千春や末長の態度が、夕菜にも茜にも無礼。その気持ちに共感出来るようなエピソードもちゃんと描かれないためにただただ不愉快。

 紆余曲折あって落ち着く先が「こういう話ならまずコレしかないだろう」という展開なのは、王道大好きな人間なので別に構わないのですが……うーん……。

 感情移入出来るキャラが結局一人もいなかった……末長みたいなタイプ、私は好きなハズなんだけどなぁ……。

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2009.06.28

『東京ヴァンパイア・ファイナンス』

 真藤順丈 電撃文庫

 真夜中に出没し、超低金利で高額融資をする<090金融>ヴァンパイア・ファイナンスを営む“万城(ばんじょう)小夜(さや)”。今夜も獲物=融資客を求めて蠢く。
 送りオオカミをめざす“ひのけん”。性転換手術をしようとしている“美佐季”。振り込め詐欺グループに復讐を目論む“<やえざくらの会>の老人たち”。ドラッグ・デザイナーを辞めたがっている“しずか”。
 都会のアンダーグラウンドで息する彼らは小夜に出会い、融資をうけるかわりに自身の問題に首を突っ込まれるが……。
 債務者それぞれ衝動や欲望をフルスロットルにし、ひしめきあって無限に増殖する狂騒のハードスケジュール群像劇!!

 第15回電撃小説大賞銀賞受賞作。
 作者の真藤順丈氏はこの作品以外でも、『地図男』で第3回ダ・ヴィンチ文学賞、『庵堂三兄弟の聖職』で第15回日本ホラー小説大賞大賞、『RANK』でポプラ社小説大賞特別賞を受賞。

「ぬはッ、はっ、ぬは、ぬはははははははははははははははははははッ、おまえら都市の怪物どもはぐるぐる溶けて混ざってバターになれ。ひしめきあってぶつかりあって、もっともっと無限に殖えろ!」

 何とも面白い文章を書かれる作家さんでした。読んでいて心地良い、ドライヴ感。
 登場するキャラクター達もそれぞれに個性的で、何よりも主人公の万城小夜の豪快な破天荒さが良い感じです。
 彼ら彼女らは一体何をしてるんだろう? これからどうなるんだろう? という興味がラストまで持続して、一気に読み終えることが出来ました。まるで一本の映画のような作品です。

 ですが…何だか終わり方があっけなさ過ぎと言うか…最後まで来て尺が足りなくなったの? みたいな駆け足気味で…そこが正直不満です。
 せっかく盛り上がったのにコレで終わり? とでも言いましょうか。種明かしも中途半端な気がしましたし、なんだかとてももったいない…。
 終盤の前まではすごく面白かったんですが…あのままのテンションでラストまで突っ走って欲しかったなー…。

 ともあれ、この方の他の作品も読んでみようと思いました。
 しかし何故この作品が電撃文庫から出たんだろう…?
 ラノベっぽい挿絵とか、内容に全然マッチしてない気がしてなりませんよ…?

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2009.06.19

『学園キノ3』

 時雨沢恵一 電撃文庫

もうココまで来たら、誰も彼(←誰?)を止められない!?

これは、謎の正義の味方に変身する腰にモデルガンを下げてちょっと大飯喰らいなだけの普通の女子高生・木乃と、人語を喋るストラップのエルメスが繰り広げる、硝煙反応たっぷりの連射乱射な物語。静先輩やサモエド仮面、陸太郎にワンワン刑事、茶子先生とティーが登場しちゃってます。
そしてそして、今回は「え~!? その人出しちゃうのーー?」という人が出たりします。
───この小説は最初から最後までフィクションです。実際の内閣総理大臣、日本国政府、防衛省、東京都、神奈川県、「キノの旅」とは一切関係ないです。

 『学園キノ』三冊目です!
 私は『キノの旅』よりもこっちの方が好きかもしれない!

 今回のゲストキャラのイーニッドのことはまったく覚えていませんでしたが(前に『キノの旅』の方に出てた? の?)かわいかったので良いです。
 今巻ベタベタな展開でしたが「うわあ、面白い…」って感じられたのでOKです! きっちり決めてくれるなら王道でいいんです! て言うかサモエド仮面がカッコ良く見えてきた! 危ない私!

 そして茶子先生のキャラのおいしいことと言ったら。

「新入部員ゲットだぜ! 今まで忙しくて活動できなくてごめんね! でもそれも終わり! 今日から二週間、バリバリ活動を再開するわよ! 君は誰と部活する? 私? それとも私? おいおい選択肢なしかよまいったなっ! 私モテモテっ!」

 多分こういうノリの年上女性キャラが好きなんだと思います。ええ。

 カラー口絵のキャラピンナップも良かったですね! 本文挿絵もかわいかったし大満足です。
 続きを楽しみに待ちたいと思います!

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