書籍・雑誌

2012.01.06

『がんばれ、ジーヴス』

【送料無料】がんばれ、ジ-ヴス

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価格:2,310円(税込、送料別)

 2011年最後に読む本を「間違いなく面白い作品にしたい」と思ったので、私にとっては絶対安定のウッドハウス氏の本にしました。ジーヴスものの十一冊目。
 表題作の他に短編も3作収録されております。

 お馴染みの顔ぶれがいつも通りの騒動を繰り広げる、マンネリになりそうなものなのに毎回新鮮な面白さを提供してくれるのは、名人芸のなせるわざなのでしょうか。

 今巻も受難続きのバーティー、彼の行動は相も変わらずみどころ満載。
 犬から逃れるためにタンスに飛び乗ったり進退窮まってソファの後ろに寝そべって身を潜めたり。
 物語以外の部分ではウースター氏は平穏に暮らしているのだと信じたい……信じさせてくれ(笑)。

 しかしバーティー、ラストのあの場面でまで例の帽子かぶってたのかよ……!
 ある意味尊敬するよ……!
 ジーヴスも大変なご主人を持ったものです。

 まあマデラインとスポードがくっついてくれたのは良かったな。
 なんか片思いが一つ宙ぶらりんになってる感じはあったので、素直に嬉しかった。
 とは言えマデラインの性格がまた……w

 ともあれ、続刊も楽しみに読んでゆきたいと思います!

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2011.08.02

『ドラゴンラージャ8 報復』

【送料無料】ドラゴンラージャ(8)

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価格:998円(税込、送料別)

 『円環少女』→『No.6』と全巻マラソンを刊行していたので少しご無沙汰でした『ドラゴンラージャ』、第8巻です。
 間を空けても面白さに変わることなし。
 フチ達のピンチに駆けつけてきた援軍が豪華過ぎて吹いた。
 つかウンチャイのレギュラーメンバー入り確定っぽいのが嬉しくて嬉しくてもう。

 ネクソン達の手からレニを無事救出したフチ達はクラドメッサのいる褐色山脈へと急ぎます。
 ブルードラゴン・ジゴレイドと遭遇した場面はかなりの危機でしたが、フチ達のいかれっぷりが最高でした! ジェレイント、メンタル強いなおい! そしてジゴレイドの「いったい、何人いるんだ!」が名台詞過ぎる!w
 我らがイルリルはまたも別行動となってしまいましたがすぐに戻って来てくれるって信じてるよ……。

 続きも楽しみに読んでゆきたいと思います。
 『フューチャーウォーカー』も読むぞー!!

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2011.03.22

『ドラゴンラージャ6 神力』『ドラゴンラージャ7 追跡』

【送料無料】ドラゴンラ-ジャ(6)

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価格:998円(税込、送料別)

【送料無料】ドラゴンラ-ジャ(7)

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価格:998円(税込、送料別)

 6巻の表紙はウンチャイ! 7巻の表紙はジェレイント!
 どっちも大好きだー!!!!(叫)

 ウンチャイかっこいいよウンチャイ。
 ヘルメイドとの戦闘は爆笑モノでした。
 元スパイのウンチャイは祖国を捨てる決意(捨てざるを得ない状況)をしましたがまた出て来るのかしら……出て来るよね……出て来てほしい……。
 新登場のジェレイントもこれまでにないキャラで良い感じですし、というかこんだけキャラの多い小説でまだまったく新しいキャラが出て来る余地があるというのも驚きですが、6巻は面白かった!

 何よりも一旦別行動をとってたイルリルが戻って来たときがカッコ良すぎてな! イルリル無敵! イルリル最高!←

 7巻では<永遠の森>における複数の自分達との会話、そして栄光のドラゴンロードとの対話と、興味深いシーンが盛りだくさん。ネクソンは若干かわいそうなことになってしまいましたが……いよいよクラドメッサのドラゴンラージャであると思われる少女、レニ救出なるか! というところで8巻に続く、です。

 4冊積み上げてみると結構なボリュームがありますがとにかくあっと言う間でしたねー。
 続きが楽しみです!

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『ドラゴンラージャ4 要請』『ドラゴンラージャ5 野望』

【送料無料】ドラゴンラ-ジャ(4)

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価格:998円(税込、送料別)

【送料無料】ドラゴンラ-ジャ(5)

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価格:998円(税込、送料別)

 4巻から7巻まで一気に読みました。2冊ずつの感想になります。

 4巻にてようやくバイサスインペルに到着したフチ一行。国王陛下に謁見し(カールちょうかっこいいね!)ようやくアムルタットへの身代金となる宝石を工面出来るかと思いきや、貴金属類が街から消え失せているという事実に直面し、調査の結果恐るべきクリムゾンドラゴンがもうすぐ目覚めようとしている驚愕の事実が発覚。バイサスを救うためにドラゴンラージャを見つけ出す依頼を受けて……。
 5巻ではバイサス転覆を狙う卑劣な敵の正体が明らかに。そして再登場のアフナイデルとエクセルハンドが大活躍。ハンドレイクが活躍していた昔の話も少しだけ出て来て、相変わらず読み応えたっぷりの内容でした。
 背が届かないからテーブルの上に座ったり、あんなに嫌ってた馬に乗って大喜びしたり、エクセルハンドはかわいいなあ……。

「カリス・ヌーメンに宣誓して。飛ばなかったらお前を食うぞ!」

 神様の名前をそんなことに使わないでよエクセルハンド!

 続きが楽しみでぐいぐい読んでしまうシリーズです。

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2011.03.04

『南米でオーパーツ探してる場合かよ!!』

 読む度「自分は日本から決して出るまい」という気持ちを新たにしてくれるさくら剛さんの旅行記です。大好き。

 大きな書店に行く機会があったので購入しました。感覚的には一瞬で読了してしまいました。だからもっと惜しんで読めと……自分……でも面白いから途中で止めるとか二日に分けるとか出来なかったんだもん……!

 今回一番爆笑させてもらったのはやっぱりギャビー号での様子ですね……その後のラナジュースもすごかったんですが……!

 インドの二冊目と三国志のやつもすごく読みたくなってきたので買う……と思います。
 文庫になってるのの続きも早く出ないかなぁー……。

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2011.01.15

『ドラゴンラージャ2 陰謀』『ドラゴンラージャ3 疑念』

ドラゴンラージャ(2)

ドラゴンラージャ(2)

価格:998円(税込、送料別)

 
ドラゴンラージャ(3)

ドラゴンラージャ(3)

価格:998円(税込、送料別)

 続けて読んだので2冊まとめての感想になります。

 『ドラゴンラージャ』、面白いですね!!
 色々とゲーム的なんですが当然それだけじゃなくて、次々に出て来る登場人物達が皆興味深い。
 主人公のフチくん達が様々な考え方や価値観に触れて成長してゆくさまが生き生きと描かれているのが良い。

 たくさん新キャラ出ましたが私が好きなのはやはりトロールのプリースティス、エデリンですねー!
 巨体のトロールなのに清楚で優しいお嬢様。なんてあたらしいんだ! でも旅のメンバーからは外れるのか、残念……。

 主人公組ではイルリルの万能キャラっぷりが際立っててすごいですね。
 何でもアリなんだなイルリル! 強い女性キャラは好きだからよいよ!

 魔法剣使いの国王の兄とか出て来ちゃって、今後どうなるのか予測がつきませんね。
 続きを読むのが非常に楽しみです。
 というかもっとドラゴン出してくれてもいいのに…! 最初にちょろっと出て来たっきりいいドラゴンも悪いドラゴンも全然出て来ないよ…!
 それも含めて、今後に期待!

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2010.12.21

『ころころろ』

【送料無料】ころころろ

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価格:1,470円(税込、送料別)

 『しゃばけ』シリーズの第八弾。
 表題作ほか『はじめての』『ほねぬすびと』『けじあり』『物語のつづき』、合わせて五編収録の連作短編集です。
 複数のエピソードで一つの大きな話を成しているこの体裁はとても好きです。
 仕上がりの良い小説を読んでるととても気分が良いです。

 ある日突然目が見えなくなってしまった若だんなのために、仁吉や佐助やお馴染みの妖達が力を合わせて解決にあたる今巻。
 妖達中心のお話ばかりでとても楽しく読ませていただきました。
 マイペースな妖達が醸し出すほっこりとした雰囲気の中にわずかなほろ苦さが混じる、本当に読む度思うのですが上質な和菓子のような作品だと思います。
 まだ読まれてない方には絶対におすすめしたい作品です。

 『物語のつづき』は個人的にとても好きな作品。
 若だんな達にとっては良い結末になったのに、何でしょうかね、この切なさは……。

 次は『ゆんでめて』。
 楽しみに読ませていただきたいと思います。

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『ジーヴスの帰還』

【送料無料】ジーヴスの帰還

【送料無料】ジーヴスの帰還

価格:2,310円(税込、送料別)

 私にとってはハズレなしのP・G・ウッドハウス氏の作品です。
 国書刊行会から出ているジーヴスものの十冊目。
 表題作と、短編二編『ジーヴスとギトギト男』、『ポッター氏の安静療法』を収録。

 『ポッター氏の安静療法』にはウッドハウス氏の面白さの要点みたいなものがぎゅっと濃縮されて詰まっていて、読んでいて非常に感心しました。
 長編でも短編でも、同じテンション同じクオリティで面白いのだからすごいですよね……。

 白泉社から出ているコミックの『プリーズ、ジーヴス』も読みました(現在2巻まで出てます)。
 ともすればこんがらがりそうな原作の要素をすっきり整理してマンガできっちり読ませてくれるので、分厚い本に文字がぎっしりの小説から入るのは敷居が高そうだと思っている方におすすめやもしれません。

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2010.12.09

『アフリカなんて二度と思い出したくないわっ!アホ!! …でも、やっぱり好き(泣)。』

 部屋が寒いです。ハロゲンヒーターとかあるんですが暖房が嫌いなタチなんで毛布を身体に巻きつけてしのいでます。今流行りの着る毛布ではないです。着る毛布欲しいです。

 さてさくら剛さんの旅行記です。
 今回も大いに笑わせていただいているうちにあっと言う間に読了してしまい、もうちょっと惜しんで読めば良かったとふかい悲しみに包まれました。
 この方の本を読むといつも「日本で暮らしてて良かった」&「この国から一生外には出るまい」という強い想いが胸の内に生じるのですが、こういう感想を抱かせてくれる旅行記って滅多にないですよね……普通はその国に行ってみたくなりますよね……すげえ面白いからいいんですが!

 続きを楽しみにしつつ、でも待ち切れないから他の旅の単行本の方買っちゃおうかな……。

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2010.12.03

『ドラゴンラージャ1 宿怨』

ドラゴンラージャ(1)

ドラゴンラージャ(1)

価格:998円(税込、送料別)

 長らくのご無沙汰でした。
 諸般の事情(主にモチベーションの低下)により読書感想文つけるのを長いことサボっておりましたが、本読み自体は途切れなく続けているわけで、何の記録もつけずに読み飛ばすのはやはりもったいないような気がしてきましたので再び更新してゆきたいと思います。

 ということで、以前より気になっていたシリーズを読み始めました。
 剣と魔法とドラゴンと。
 こういった雰囲気のファンタジー小説はなんせ大好物ですので非常に楽しく読ませていただきました。
 主人公であるフチくんの落ち着きのなさが非常に魅力的かと思います(笑)。
 個人的にはもっとドラゴンに活躍していただきたかったのですが……それは今後に期待、かな?
 人数を揃えないと渡れない橋というのはゲーム的で面白い設定でした。

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