ココログにあらかじめ用意されているカテゴリを有効活用すべく書いてみます。
本格派アクション・シューティングゲームらしいです。
某レンタルビデオショップの中古ゲームコーナーでもう相当前に購入。
ゲームと言えばコマンド入力式RPGもしくはサウンドノベルぐらいしか出来ない私が何故このようなものを持っているのか。
『ブルース・ウィリス主演』だからです。
いやもうホント他に理由なんかなかったんです。だってアクション・シューティングなんかこの私に出来るワケがないじゃないですか。クリア出来ないとわかってるうえに中古で3000円近くしたにも関わらずこれを購入した私。いま調べてみたら1500円のが後で出てたんですか…? ………。
気を取り直して。
舞台は…なんか『リバレント』とかいう奴がアメリカ大統領を手下にして世界の終わりをもたらそうとしている、みたいな世界。
優秀な科学者でありナノテクノロジーの権威である主人公、トレイ・キンケイド(当然ブルース)がリバレントの思想に従わなかったばっかりに反逆者として捕らえられ、あっという間に死刑を宣告されて収容所にぶち込まれ、ってところから始まります。
あっさりと独房から脱出したキンケイド博士…もといブルースは、弾数無制限のマシンガン(何でか知らんが牢の中にあったっぽい)を片手に、マップのいたるところ(収容所の施設内なのに…)に散らばっている火炎放射器や誘導ミサイル、粒子ビーム砲に炸裂レーザー、果てはロケット・ランチャーやグレネード・ランチャーなんていう武器を次々と拾い集め、火力にものを言わせて寄せ来る敵どもをことごとくなぎ払い、リバレントの悪の野望を阻止すべく奮戦するワケです。
…すごいゲーム…だなあ…(ちょっと遠い目)。
とにかく思うさま撃ちまくれます。マシンガン以外の武器は撃ちっぱなしにしてると結構すぐ弾切れになってしまいますが、弾切れになるのと同じくらいの頻度で新しいのを拾えるので(難易度がやさしいからでしょうが)あんまり細かいことを気にしなくても良い。撃ちたいだけ撃てと。
雑魚の武器はあからさまにブルースの武器より貧弱なので雑魚キャラの攻撃は滅多に食らいません。その代わりたまに戦車とか出て来たときには滅茶苦茶食らいますが(私が下手なせいだけではないと思う…)。でも安心。武器以上にあたり一面に体力回復アイテムがごろごろしてますから(難易度がやさしいせいだと思います)大抵の場合食らう以上にライフを回復出来て不死身のブルースっぽく。
もっとも穴に落ちると一撃死なんですけどね、当然のごとく。飛び渡りアクション系苦手な私にとっては結構なストレスが。
このゲームの素晴らしいところは何と言ってもプレイの間中ブルースの声を聞き放題ということに尽きるでしょうね!
買った当初は半信半疑だったのですがネットで調べてみるとどうもホントにご本人の声をゲーム中で(ムービーシーンだけではなく)使用しているらしく…またそれが尋常でないくらい種類豊富。使用頻度ものすごい(むしろムービーシーンよりもアクション中の方が多弁)。
このゲームのBGMがどんなものだったか今思い出せないくらいブルース喋りまくり。
武器や体力回復のアイテムをゲットしたときはもちろん、敵を全滅させたときや先に進めるようになったときとか、行く手の地面(普通のアスファルトの道路だったはずが)から突如マグマが噴き上がって無数の浮島状になったようなときまで、とにかくあらゆるタイミングでブルースの台詞を聞くことが出来ます。もうノリノリで。喋りっぱなし。一つ明らかに日本語が混ざってますが。すげえブルース。
もうブルースでお腹一杯です。
すごいゲームだなあ(どこか満足げに遠い目)。
冷静に考えるとゲーム中でブルースが演じてるキンケイド博士は『重火器で武装していて大変危険な凶悪犯』(返す言葉もないぐらいその通り)なワケだからキンケイド博士=ブルースが街頭にあるスクリーンの中でシャウトしてちゃマズイと思うんですがその辺はどうなんでしょう。いいのか。ファンが喜ぶからいいのか。
現在『墓地でのライブ』にキンケイド博士が乗り込むステージまでクリアしましたが…いや多分ラスボスまでは辿り着けないと思いますよ。強いらしいし。無敵時間があるうえに4回復活するとかどっかに書いてあったんでとても無理だと思いますが。
それにしてもこのゲーム、本編もさることながら説明書もかなりぶっ飛んでて面白いです。
「各レベルを難なくクリアする秘訣はいたって簡単、あんたを襲うヤツらを全部ブッ倒しゃいい。」などといきなりミもフタもないことが書かれ、そのあまりの言い草にむしろ敵の身を気遣うプレイヤーに対してか「なに、べつに気にするこたぁない。ヤツらを成仏させてやるんだ、向こうにしたってありがたくって涙が出るぜ。」なるフレーズが続けられていて…締めくくりの一文が「何はともあれ、とりあえずぶっ放すことだ! くれぐれもそいつを忘れるんじゃあないぜ。考えるのはその後で充分だ。」となってこれが『ゲームのルール』だと言うのですから素晴らしい(泣)。
いかにもアメリカっぽいような言い回しですがいささか乱暴過ぎはしまいか。
いやまさにその通りのゲームであってここでは何一つ間違ったことは言ってないんですが…!
武器の説明も読んでるだけで面白いんですよ。
誘導ミサイルの説明が『何も考えずにこいつをぶっ放せば、一番近くの不幸な敵がオダブツだ。そぉれ一丁上がり! サンキュウ・マム!』なんですから素敵すぎますよね…?
あ、この説明文はいずれもキンケイド博士の語りというワケではありませんからお間違えなきよう(アンタってのはプレイヤーのことじゃなくキンケイド博士のことのようです…じゃあ語ってるのは誰なんだ)。
ここまで書いてきてふと気づいたのですが別にこれゲームのレビューじゃないような。
ただのブルース語りのような。
…まあ、いいか…。
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最後にこっそりちょこっとメモ。
・スタート→L1押しながら△○×□ = 残り人数INF
・スタート→L1押しながら△□○× = チェックポイント間ワープ
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