■□■幻想庵■□■

【送料無料】円環少女（8） 価格：580円（税込、送料別）

　この巻は読むのがしんどかったです……あまりにしんどいので途中で別の本とか読んでたのでやけに時間かかってしまった。

　倉本慈雄を殺害したのが仁であったという事実がようやくきずなに伝えられるのですが、終始ふらふらしっぱなしの仁や自分のことは棚に上げまくりのきずなの反応が不愉快でならず。

　仁が命賭けで戦って彼女を守ろうとしてるのに、自分からは何もしない戦いもしないきずながそこまで言うか、みたいな反発が強過ぎて、きずなのことがかなり嫌いになってしまいました。彼女も大変な状況なのはわかるのですがあまりにも身勝手過ぎるよね……後半の巻で挽回してくれればいいのですが……。

　一方で、自分の気持ちに正直になったメイゼルの思い切りの良さ、誇り高さに救われた想いがします。もっときずなに言ってやれよメイゼル！　って感じ。メイゼルのシーンがなければこの巻は本当に面白くなかったですね、作品上必要なお話なのだとしても。

　そしてエレオノールもすっかりたくましくなって……アルバイト先でコロッケをもらってくるなんて……。

　公館炎上という衝撃的な展開で次巻に続くとなり、ますます続きが楽しみです！

【送料無料】円環少女（7） 価格：580円（税込、送料別）

　今巻は『ザ・スニーカー』掲載分に若干の書下ろしを加えて構成された短編集。
　何と言うかこの巻だけ読むと魔法使いが変態ばっかりに見える！！ｗｗｗｗｗ

　しりとりで魔法を使う天盟大系は「なるほど、そういうのもあるのか」と納得出来ますが、賢猟大系をどう捕らえればいいのかわからないよ俺。
　そして錬金大系が今や完全に全裸魔法に。セラさん大好きだよちくしょうｗｗｗｗｗｗｗ

　長編かつシリアスな展開のこれまでとは違い、最初の一本を除いてコメディタッチなお話ばかりで大変楽しく読ませていただきました。すごいね……魔法ってすごいね……(遠い目)。

　次巻以降も引き続き楽しみに読ませていただきたいと思います。

【送料無料】円環少女（5） 価格：580円（税込、送料別）

【送料無料】円環少女（6） 価格：660円（税込、送料別）

　４巻からの続きの流れで、２冊まとめての感想となります。

　東京の地下で核テロが！　という未曾有の危機にその他諸々の問題や事情が複雑に絡みあって、読みごたえあり過ぎの２冊でした。
　登場人物達の立ち位置もそれぞれに大きく変化してしまって、ますます目が離せない展開に。
　随分救いのないことになってしまったと思ってたエレオノールさんが、迷いながらも道を見つけたっぽいのが良かったです。
　最後に寒川さんのお父さんが出て来たところは涙が出ました。

　それにしても《茨姫》オルガさんの戦い方はなにごとですか！！！
　あの挿絵でやられてる場面じゃなかったってのが衝撃過ぎるよ！！
　そして王子護みたいなキャラ、私は大好きなので続投らしいとなって嬉しいです。
　仁達には申し訳ないのですがｗ

　13巻完結のシリーズなのでちょうど半分まで来たところ。
　続きを楽しみに読んでゆきたいと思います！