『大鬼神 平成陰陽師 国防指令』
<未曽有の大凶事が迫っている>宮内庁に極秘に属し、日本の霊的国防を司る陰陽師・中橋空斎の卦に、戦慄の事態が! 凶事とは何か、いつどこで起こるのか? 奈良時代の陰陽道天貴流の秘録が解読できれば、防衛策が取れるのだが…。一方、空斎の親友である作家の神山は、丹後で出土した亀の甲羅の謎を追っていた。瑞祥亀、改元、浦島伝説…神聖視されてきた亀に隠された古代のメッセージ。それこそ国家の危機を示すものだった。果たして空斎は凶事を防ぐことができるのか?
気がついたら読んでいる作家さん、倉阪鬼一郎氏です。
何でしょうね、この方の作品が持つ奇妙な存在感は…。
この作品も面白かった!
と言うか、なんという未曾有の凶事…(すごく褒めてます)。
未曾有の凶事って言われてコレは浮かんで来ないわ。
コレ対シリアスな陰陽師なんだから己の理性が崩壊しそうです。
自分の想像力が馬鹿馬鹿しくなってくるよ…! 倉阪先生はすごすぎるよ…!
各場面をもっと盛り上げてくれても良かったぐらい、ちょっとこの本は薄過ぎますね。
倉阪先生お得意の田舎の村描写が大好きなもんで、そこをもっと掘り下げて欲しかったー(そこを!?)。
どこまでも真面目な陰陽師な中橋さんですが「文字に気が籠もらないという」理由で「報告書はいまだにすべて手書き」って描写からすると案外彼もギャグの人だったのかもしれません。そんな気の籠もった字で報告されても読む人も大変だろうに…!
ああ、倉阪先生の他の本も読もうっと…。
感想を書いてないだけで他にも色々読んでるのですが、まだ足りないわー。中毒ですな。
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