『ファイナルファンタジーXI ~新たな夢~』
FF11ノベライズ第十四、十五作目。
前巻を読んでからなんと約二年が経過…道理で未読分もがっつり溜まるワケだよ…。
このノベライズ自体もかなり息の長いシリーズですよね。それだけ面白いということですが。ほんと、良作です。
前作の舞台はプロミヴォン、そして今作の舞台はタブナジア。
FF11を何年やってもプロミヴォンは未クリアの人間なのでタブナジアがどんなところなのかは相変わらずわかりませんが、そんなことは全然気にならないくらいに楽しく読ませていただきました。
何はともあれメテオリですよ! メテオライト・ベレズフォードですよ!
ペタ曰く「一族の慣習をはなから無視したような酔っ払った名前」だそうです。
救援要請が命令形だったり帽子がタルタルの人生そのものだったり(ゴブリン帽子に王冠!)やたらと強い魔法を使いたがる墨だったりの素敵タルタルです。
この作者さんはおいしいタルタルをつくり出すことにかけては並ぶ者のない実力者だと思います。ああ、チットがすんごい常識人に見えてきた。
そうですとも帽子はタルタルの人生ですとも! だってそれ以外の装備は変更してもあまりわからない!
ダメのでかい魔法を使いまくるのは黒の浪漫ですとも!(ソロでサルタとかで使ってます)(…)
メテオリさまのためなら俺、ナイトを極めるよ(それでもタゲをとれない予感が)(もうとるとかとらないとかいう問題じゃない)。
後はライガンくんのにぎったスシが個人的にかなりツボでした。
そうだよね、ガルカがにぎったら、そうなるよね…。
合成で出来る料理はどの種族がつくっても同じ大きさになるのかしら。同じ分量でつくってるんだから同じ大きさになるのだと思いますが、そうするとタルタルには多すぎたりガルカには少なすぎたり、しないのかしら。という細かいことを考えるのがとても好きです。異種族が共生する世界、萌え。
ペタが召喚獣でペット釣り? をやってた場面だけはちょっとわかりにくかった気がします。そこだけがちょっと、もたもたとした印象を受けました。
と言うか俺はもっとタルタルとガルカ以外のキャラも見ようよ。
続きも楽しみに読んでゆきたいと思います!
読んでないだけで発売される度に買ってはいるので…!
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