« 『ブランディングズ城の夏の稲妻』 | Main | 『ぜふぁがるど』 »

2008.03.21

『コッペとBB団 その3』

 田口仙年堂 ファミ通文庫

悪の秘密組織BB団(ブラック・ブリッツ)の本部に隠し部屋が発見された! そこには何と、かつてBB団を裏切った男・K次郎(ケイじろう)博士が生み出した、怪人の製造ポッドが設置されていた。コッペと同じ製法で作られた怪人……ということは、コッペの弟妹!? 騒然となるQ三郎(キューざぶろう)たち。そんな時、BB団の支部のひとつが正義の味方の襲撃を受けて───!? BB団の悪漢たちと、正義の味方が大激突! 悪の組織と不思議な少女の熱血コメディ第3弾!

 『ガーゴイルおるたなてぃぶ』に続き『コッペとBB団』もこれにて一旦終了とのこと。
 最終巻だと言うのにコッペも生活課の面々も脇に追いやられていて、新キャラばかりが目立つ何だかちょっと物足りない構成でした。
 新キャラ達とのふれあいを通じてコッペ達の日常が描けている、と言えば描けているのですが…。
 色々と心残りな幕切れではありました。

 K次郎博士が残した怪人達、コッペの弟妹達が活躍する今巻。ポテト・パパのみ「コッペの父」だと思ってしまうのは言葉の持つイメージに見事に惑わされてますかそうですか。

 四人の新怪人に対する正義の味方側、トリオ・ザ・ナイトメアの三人組は軟派にデレない硬派なツンデレって感じで、相変わらずおいしいキャラ作らせたら田口仙年堂先生は天才ですね。
 粗暴な態度で老婆に優しいお子様達にハートをがっちりキャッチされました。でもこいつらに助けられたいかと言われたらおっかないので遠慮したい。

 あらすじをどう読み違えたのかそれとも口絵ページで勘違いしてしまったのか、読み始めてしばらく経つまでこっちの三人の方をコッペのきょうだいだと誤解してて、「今回はきょうだいが敵味方に分かれてバトルするのか…コッペにとっては試練だな…」なんて勝手な話を脳内で繰り広げかけていたのは内緒です。

 当たり構わず燃やし尽くしてしまうため生まれてすぐさま隔離されグラウンドの真ん中で体育座りするミスター・フランベに萌え。
 最終巻だと言うのに顔出しすら出来なかったライトドライバーへの酷過ぎる扱いに爆笑。
 BB団のほのぼのっぷりが大好きだったなぁと思いつつ、それにしてもコッペの出番が少なかったなぁと名残惜しさを噛み締めつつ、読了。

 やっぱりもっと読みたかったなぁー…。

|

« 『ブランディングズ城の夏の稲妻』 | Main | 『ぜふぁがるど』 »

ファミ通文庫」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 『コッペとBB団 その3』:

« 『ブランディングズ城の夏の稲妻』 | Main | 『ぜふぁがるど』 »