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2004.09.11

『撲殺天使ドクロちゃん4』

『撲殺天使ドクロちゃん4』 おかゆまさき 電撃文庫

 『電撃hp SPECIAL 2004 SPRING』掲載の二話プラス、修学旅行編二話、いつも通りの四話構成。
 今回も大いに笑わせていただきました。
 おかゆ氏、いじられすぎ(笑)。あとがきビックリしました。

「びんかん侍は、敏感一郎のご先祖さまでね? この江戸八百八町を『アルフォンス・武者』の手から守る正義のヒーローなんだよ? 昼間は街をぶらぶらしている敏ノ進(通称、遊び人の敏さん)だけど、悪行を感知したり、または繊細な神経をいろんな方法で刺激されて『びんかん力』が頂点に達しちゃうと、勝手にあの姿に変身しちゃうの!」
「それは大変な人生だね……」

 三人黄門様には不覚にも爆笑。バスの中とか休憩時間とかには読めないだろうと家で読んでて良かった…!
 ミハイロフさんに対する桜くんの「新しい天使ですか!?」って反応も…ザンスを見てるとやっぱああなっちゃうんでしょうね…!

「だ、だめだ! 『布団隠れ零式』も突破される! 音がもうすぐそこまで来てる! いやあぁ! ねえみんな布団の中からでてくるんだ! 僕を助けてぇぇ……ッ!!」

 桜くん達の修学旅行はめちゃくちゃですが実に楽しそうで読んでて面白かったです。それなりにマトモで当たり前のことをしつつもだんだん異常な世界に突入してゆくさじ加減が絶妙ですね。
 今回『電撃hp SPECIAL』の特集で触れてた静希ちゃん→ドクロちゃんのネタがあってやはりこういう風に使うと面白いなぁと感心していたのですがドクロちゃんからさらに発展させる方法があったとは思いもよりませんで…!(衝撃)

 4巻が発売された今となっても未読の方には一刻も早く読んでもらいたい気持ちで一杯です、『撲殺天使ドクロちゃん』。ハイテンションなギャグのテンポを崩すことなくなされる状況描写の的確さと言い、お話をきっちりすっきりまとめる技量と言い、おかゆ氏はすごい作家さんだと思ってます。個人的に脱帽。

 さて『ドクロちゃん』もドラマCDが発売されるようですが…どんなんになるのか全然イメージ出来ません…エスカリボルグが肉や骨を砕き血と内臓をぶちまける音もリアルに再現されたりするのでしょうか。どんな方向に重点を置いて。

 5巻発売がいつになるかは現時点ではまだわからないようですが、もちろん、楽しみに買わせていただきます。

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