■□■幻想庵■□■

『盗賊たちの狂詩曲(ラプソディ)』
『モンスターたちの交響曲(シンフォニー)』
『終わりなき即興曲(トッカータ)』

　いずれも富士見ドラゴンブック、山本弘/グループSNE著です。
　一日１冊読みましたよー面白かった！

　ソード・ワールドRPGのリプレイ集です。TRPGをプレイしてる模様をプレイヤー(キャラクター)の台詞を中心に書き起こして読み物にしたものです。どんな形式のハナシかは読めばわかるのですがルールブックを読んでからでないとよくわからないかもしれない。上級ルールの分冊２を読んでなかったので魔法がちょっとわからなかったよ…どっかで売ってないかな…。

　全部で９本のお話があるのですが、中でも第２巻のタイトルにもなっている『モンスターたちの交響曲』は名作でした。アリシアン…！！　基本はコメディタッチのリプレイなのにじんときましたよ。英雄が生まれる瞬間、って感じでしたねー。いいお話を読ませていただきました。ファンタジーもの書きさんに等しく読んでいただきたい。

　ケインのお父さんが最後の最後できっちりNPCデータ集に入ってたのがかなりツボでした…！　スネア…親の愛…！！

　ザボさん達六人のお話はこれで終わりではなく、『スチャラカ冒険隊、南へ』が続編に当たるそうですね…これは読まなければ！